産後に頭痛が起こるように・・・どうすれば収まるの?
お産という女性の心身にはとても大きなイベントが終了した後にも、体には変化が起きます。
産後の症状には個人差がありますが、人によってはひどい「頭痛」に悩まされることがあります。
これは出産後の様々な原因で起きますが、その一つがホルモンバランスの変化によっておこるものです。
産後に頭痛が起きる原因は?
その中で、妊娠中には大量に分泌されていた「プロゲステロン」と「エストロゲン」が減少していきます。
このホルモンの変化が、体のだるさや頭痛などを引き起こすのです。
カラダの歪みから頭痛になることも
骨盤や体の「歪み」から頭痛になることもあります。
産後、骨盤はもとの位置に戻ろうとしますが、骨盤矯正のバンドなどをつけていなかったり、産後無理をしたためにずれてしまったりすると、強烈な頭痛を引き起こすことがあります。
これは、骨盤がゆがんだりずれたりしたことにより、血の巡りが悪くなったり神経を圧迫するために起こるものです。
この圧迫や血の巡りの悪さは、「冷え性」にもつながってくるので要注意です。
お産から時間がたってしまっている場合でも、整体や骨盤修正の体操などで軽減することができます。
肩こりが頭痛になる?!
赤ちゃんを抱っこしたりすることで肩こりになり、それが原因で起こる頭痛もあります。
こちらはマッサージやストレッチをしたり、家族の協力を得て、抱っこの時間を減らすなどの対応で軽減していくことができます。
いずれの場合も、症状がひどい場合は無理せずに、産院の医師に相談して頭痛薬を処方してもらうほうがいいでしょう。