産後に痔になったけど、恥ずかしくて誰にも相談できない・・・
「えぇ!お産すると痔になるの?」
と思うかもしれませんが、実は出産に関する書籍などでもよく取り上げられるほど起こりやすい現象です。
なぜお産にからんで痔を発症してしまうのでしょう?
出産後に「痔」になってしまう原因は?
痔になってしまう原因は、まず血流が悪くなることによる影響です。
お腹が大きくなるとどうしても血流が悪くなり、血流の循環が悪くなると便秘なども引き起こしてしまうのです。
便秘をきっかけに痔になるパターンも
次に、お産でいきむことで痔になりやすくなってしまったり、産後の便秘から排便時に切れてしまったといった場合もあります。
産後の便秘は、産後すぐから母乳を作り出すことで体の中に水分が少なくなってしまい、そのため発症するというケースはよくあるのです。
ですから、あなたが母乳中心の育児をしているならば特に、「水分補給=便秘にならない=痔の対策」にもなります。
痔の予防や対処法は?
では、産後の痔になってしまったらどうしたらいいのでしょうか?
まずは、強い刺激を避けましょう。
便秘による患部への刺激は強いので、水分補給や血流をよくする努力をすることが大切です。
また、排便後に強く拭くといった行為も刺激になりますのでほどほどに。
血流を良くする目的で運動する場合は、体調に合わせて無理せず行ってください。
出産にからんだ痔は、赤ちゃんへの影響を考えると市販のお薬を使わない方がいいと判断されることが多いです。
そのため、自分で治したいという気持ちは女性なら誰でも考えますし恥ずかしいとは思いますが、治療に関しては産婦人科の先生や助産師さんに相談することをおすすめします。