産後1ヶ月目の注意点とは?

産後一ヶ月目に気をつけたいこととは?

 

出産を無事に終え、産院も退院したしさぁ新しい生活だ!

 

と気も引き締まる思いがするでしょう。

 

しかし出産を終えた女性に「無理をしてはいけない期間」があるのは知っていますか?

 

その期間は、次のようなことに注意してください。

 

 

産後1ヶ月〜2ヶ月弱は大切な時期

 

産後1ヶ月目の注意点とは?

産後1ヶ月〜2ヶ月弱は「産褥期」と呼ばれる期間に当たります。

 

産褥期とは、出産した後、母体が回復するまでの時期のことをいいます。

 

簡単に言えば、回復を優先させる期間ということになります。

 

 

悪露は回復のバロメーター

 

まず、産後すぐは「悪露(おろ)」がきちんと排出されるかどうかが重要になります。

 

悪露は母体の回復のバロメーターになっていますから、悪露が続くうち、特に産後最初の2週間は無理は禁物です。

 

 

悪露の色はどんどん薄くなっていきます。

 

しかし、鮮血のような悪露やかたまりがいくつも出る、熱が出るといった状態は、悪露が体に残っている可能性がありますから産科を受診する必要があります。

 

また、体のむくみなどが強い方も腎臓の働きが悪くなっているなどの影響が考えられますから、同じく受診する必要があります。

 

 

入浴の際の注意点

 

産後1ヶ月目は細菌感染に注意を払わなくてはなりませんから、入浴に関して条件があります。

 

たいていがシャワーだけならOKというものが多いですが、入浴の再開は医師の指示のもとに開始してください。

 

 

ゆっくり休むことが大切

 

産後の体はとても疲れやすく、立ち仕事をずっとすることはできません。

 

ちょっと調子がいいからと無理したりせずに、家事は後回しにしても休養を取ることを優先してください。

 

 

また、赤ちゃんを抱っこすることにより腱鞘炎になる人もいますが、添い寝しながら授乳するなどして腱鞘炎を和らげてください。

 

抱っこだけなら家族にも頼めますし、お母さんはあまり気負わないようにしましょう。