鬱(うつ)の悩みは産後の様々な変化が原因

産後にうつになるのはなぜ?

 

産後の悩みで最も精神的に影響の大きいものが「鬱(うつ)」です。

 

ホルモンバランスの変化、慣れない育児、家族の理解不足、社会的孤立、孤独感、産後の新たな人間関係などが産後のうつ病を発症する原因とされています。

 

 

産後のうつは誰もが悩む症状?

 

産後の鬱(うつ)症状は誰もが経験すること?

うつになる期間は、数週間から数ヶ月、あるいは数年と個人により様々ですが、多くのママに多少なりともあらわれる症状です。

 

 

症状としてはイライラする、眠れない、食欲がなくなった、赤ちゃんの面倒をみたくない、気分が落ち込む、極端にだるい、パートナーに愛情を感じないなどです。

 

 

ホルモン性のうつであれば、ホルモンが通常の状態に戻っていくことで症状は徐々に軽減していきます。

 

しかし精神的なストレスなどによるうつ症状は、長くなると回復に数年かかる場合もあります。

 

 

では産後うつを回復させるにはどうしたらよいのでしょうか?

 

 

うつ症状を和らげるには?

 

まずは休養が最も大切になります。

 

数時間パートナーに育児を代わってもらうなどして、休養や睡眠をとるようにしましょう。

 

 

また、うつになると「自分が悪い・・・」「母親なのに・・・」と自分を責める人がいますが、そんなことありません。

 

産後は「いいかげん」であることが大切なのです。

 

 

誰に何と言われようと部屋が散らかろうと、家事が前のようにできなくても、それでいいのです。

 

いいかげんは「良い加減」なのですから。

 

 

また、一日15分ほどのお散歩が産後うつの軽減に効果的です。

 

外に出て解放感のある空間にいることで気分が晴れますし、適度な運動で体の循環を促すことができます。

 

 

お産をしたからといって母親になれるわけではありません。

 

お産を見ていたから父親になれるわけでもありません。

 

赤ちゃんを育てていく過程でやっと親になっていくわけです。

 

「育児=家族で行う」という意識を持って、パートナーと協力して家族になっていくことが大切ですね。