出産したら夫婦生活ってなくなるものなの?
子供ができるというのは、夫婦にとって新しい家族を迎える一大イベントですね。
期待を不安が入り混じる中、出産を迎え子どもと一緒の生活が始まります。
しかし、多くの夫婦には悩みも発生します。
それは産後の夫婦生活に大きな変化が起きることです。
それでは、産後なぜその悩みが発生してしまうのか、メカニズムを説明していきます。
産後2ヶ月ほどは母体を回復させるための時期
産後に夫婦生活が減る、もしくはなくなってしまう最初の原因は、「産褥期」が1ヶ月〜2ヶ月弱ほどは存在することにあります。
出産は、女性が最大限に体力と身体能力を使うイベントです。
そのため自然に回復していくとはいえ、産前の状態に体が回復するまでにはかなりの時間を要します。
その回復を待たずに夫婦生活を営もうとすると、極度の痛みや出血などにつながるのです。
男性にとってパートナーが元の状態に戻っていくので、期待が高まる時期ではあると思いますが、無理ができないというのも事実です。
ホルモンバランスの変化でそういう気分にならない・・・
女性の体に起きている「ホルモンバランスの変化」も夫婦生活が減ってしまう原因の一つです。
出産後、女性の体は妊娠中とは違うホルモンバランスに変化していきます。
個人差はありますが、この時「そういう気分にならない」といった状態を引き起こすのです。
赤ちゃんの世話で忙しい・・・
他にも、赤ちゃんのお世話でそれどころではなかったり、睡眠が十分にとれていないために睡眠が優先になる場合も多いです。
夫婦それぞれの気分がまったく違うことで女性側が嫌になってしまい、受け付けなくなったというケースもあります。
産後は女性が一番デリケートになる時期です。
ご主人にはそのことを十分説明した上で夫婦の関係を築いていくと、おのずと夫婦生活も取り戻せるようになりますよ。